お見合い 作法

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お見合い

恋愛結婚が主流の現代、お見合い結婚は「結婚を焦っている」、「自分で相手が見つけられない」というネガティブなイメージをもたれがちですが、幸せな結婚というのは、恋愛、見合いに関わらず「よい出会い」がなければ成立しないもの。周囲に適齢の異性がいない、忙しくて相手を探す時間が持てないという状況にあれば、その出会いはいつになることか…。いつ来るかわからない出会いを待つよりは、「お見合い」で人生のパートナーを見つけることも、充実した人生を送るひとつの選択肢だと思いませんか?

お見合いの作法の必要性

二人の関係によって、結婚まで一定の時間がかかる恋愛結婚と違い、お見合い結婚は、出会いの時点で既に「結婚」が前提になるという短期決戦。最初の出会いが肝心なのは言うまでもありません。よい出会いをするためにも、自分の結婚をサポートしてくれる紹介者への気配り、初対面の相手に対す配慮など、お見合いには作法が求められます。

お見合いの作法-お見合いの前に

お見合いは基本、紹介者(仲人)を通して行われます。紹介者には事前に自分の結婚観や条件などをしっかり伝えておきましょう。そして自分の家族構成や経歴、職業、資格、趣味、健康状態などを書いた自己紹介書と、普段の自分が伝わるような写真(撮影月日がわかるできるだけ新しいもの)を渡し、お見合いの日程を決めます。

もしお見合いのことで不安があった時の相談、お断りは紹介者へ。お見合いは自分と相手だけでなく、紹介者や親の立場があります。たとえ、結婚相談サービスなどを通してのお見合いであっても、紹介者の立場を考えない自分勝手な行動を慎むことは、大切なお見合いの作法です。

お見合いの作法-出会いの際に

一般に男性はスーツ、女性はワンピースなど、普段着以上の装いは当然求められますが、個を重んじる現代においては、写真同様、初対面の相手にそれとなく普段の自分や、趣向を感じさせる服選びをすることもおすすめです。

お相手の方に臆せず積極的に話しかけたり、自分を上手にアピールすることも大切ですが、相手の話を遮ったり、否定するようなことはお見合いの作法としてふさわしくありません。また、くれぐれも過去の恋愛やお見合いの回数などや、相手のコンプレックスに触れるような話題は避け、相手の内面や人間性を知ることを心がけましょう。ぞんざいな言葉遣いなどは論外ですが、相手の不快な印象を与えないよう、飲食の席で基本的なマナーを心がけることや、喫煙の際は配慮を見せることも、お見合いの作法の重要なポイントです。

お見合いの作法-お見合いを終えて

まずは紹介者へお礼と、今後どうするかの報告を忘れずに。たとえお断りするような場合でも、お相手を悪く言うようなことは、紹介者に対する非礼にもあたりますので、絶対にタブーです。

めでたく結婚することになれば、結婚式の際、紹介者に媒酌人をお願いします。二人の結婚も紹介者の労があったからこそ。結婚後も折々の挨拶を欠かさない、子どもが生まれたら報告するなど、家族ぐるみのおつきあいを続けることが理想です。

お見合いの作法=大人の作法

結婚を「他人の意見に流されて」とか「受け身」なイメージで捉えてしまいそうなお見合いも、実は自分自身をみつめ、磨き、アピールする機会なのです。目上の第三者や初対面の異性の間でやりとりされるお見合いの作法は、ある程度高度な社会性が求められる大人の作法。自身の幸せと成長にきっと役に立つはずです。

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